● 自家焙煎コーヒー専門店 ●
当店は「珈琲煎舗 豆きち」という、自家焙煎のコーヒー店です。
兵庫県姫路市飾磨区矢倉町に店を構えたのは、平成3年5月。 おかげさまで楽しく頑張っています。 扱っている商品は自家焙煎コーヒー豆だけという、まさにコーヒー専門店で、 店主の学生時代からの趣味が高じて始めました。
直火型焙煎機特有の強い香りが自慢です。 焙煎したての香りムンムンのコーヒーをお送りします。 また一定金額以上のお買い上げで送料無料です
ぜひ一度お試しください。
◎ 初めて実店舗にご来店くださるお客様へ ◎
実店舗の営業日は、「金・土・日曜日の 10:00 ~ 18:00」です。 「ストレート」(ブレンドでない商品)の多くは、ご予約をいただいてから焙煎致します。 常時店頭に並べているのはストレート、ブレンド各約10種類です。
店主の川嶋です。これは焙煎中の写真ですが、ガラス越しに写したので見にくいですね。
1946年生まれですので、かなりの……
コーヒーの焙煎を始めたのは、1965~1966年頃ですからもうずいぶん年数が経ちました。 最初は京都大丸の近くにある玉屋というコーヒー焙煎・卸しの会社で生豆をわけてもらってました。 それを金網の豆煎りで煎ってました。ずいぶん昔の話です。
2003年の春に久しぶりにお邪魔したとき、ご主人は不在でしたが 奥さんは店頭で頑張っておられました。 学生時代、大学の学園祭で喫茶店をするために、 おじさんに頼んで、焙煎機を(無料で)使わせてもらいました。 懐かしい思い出です。
当店で使用している焙煎機です。生豆で300gくらいから、1kgまで煎れます。 プロパンガスによる直火型の焙煎機で、感心するくらいおいしく煎れます。
福崎町の「カフェ・ド・ソロ」さんのマスターの手作りで、 兵庫県で何台か稼動しているということです。 私が知っているのは、赤穂市の「カフェ・ド・クラ」さんくらいですが、 以前姫路にあったソロさんの店内には、大小とりまぜて何台も置かれていました。
うちのお客様は、ほとんど予約の注文を入れてくださるので、 ご注文をお受けしては、何回も何回も焙煎してます。
おいしい理由
1.言うまでもありませんが・・・
まず良質の生豆を仕入れる。次に確かな技術で焙煎し、 新鮮な豆をお客様にお届けする。これが基本です。
2.丁寧なハンドピック
すべての豆について、丁寧にハンドピックをしています。 モカ・マタリなどは、かなり時間がかかりたいへんです。
3.単品焙煎
各銘柄毎に個別に焙煎した後ブレンドします。 それぞれの豆の特徴を引き出すためには当然のことです。 いろいろ理由をつけて、混ぜてから焙煎しているところもありますが、 省力化以外の何物でもないと思います。
ついでながら、ダブル焙煎、あれも私はいいとは思いません。 鮮度の落ちた豆をもう一回煎って、アイスコーヒーにでもするのでしょうか? さらに、焙煎前に生豆を洗うことも疑問です。 たしかによく豆が膨らんで、見栄えはするらしいですが・・・。
さらにおいしく飲むために
◦コーヒーの味は、使用するコーヒー粉の粒子の大きさ、 量、湯の温度、抽出する時間によっても変わります。
いろいろ試してご自分の味を見つけてください。
◦コーヒー豆の鮮度について・・・豆のほうが粉よりもちがいいです。
なるべく豆で買いましょう。粉に挽くときもいい香りがして幸せですよ。
買うときは賞味期限ではなく焙煎日を確認しましょう。
そして自分なら何日くらいはOKとか目安をつけてください。
よく賞味期限1年とかなってる商品がありますが・・・信じられない!
◦コーヒー豆の保存について・・・冷蔵庫や冷凍庫って言う場合が多いですね。
私は「密閉ビンに入れて、冷暗所に置いてください」って言ってます。
冷蔵庫などに入れると、なんか匂いが移ったり、出したときに霜がついて、 かえって湿るような気がします。
それより、早めに飲みきれる位の量を買いましょう。
◦粉の粗さについて・・・好みで自分に最適な挽き方をみつけてください。
粗さと使用する粉の量は関係あります。 コッテリとかサッパリとか・・・見当つきますよね!
◦お湯について・・・いくら忙しくってもポットのお湯はダメ!
必ず沸騰したてのお湯を使ってください。でも踊ってる湯をかけちゃダメですよ。
◦作り置きについて・・・基本的にホットであれアイスであれ 作り置きはできないと考えてください。
時間とともに、味は確実に落ちていきます。
◦オーレやエスプレッソには、深煎りまたはやや深煎りのコクがあり、 苦めのコーヒーが適します。
また、エスプレッソの場合は特別のミルでエスプレッソ用に 細かく微紛状に挽く必要があります。
◦味がどうもとおっしゃる方に聞くと、 ほとんどの方がコーヒーメーカーで点てておられます。
器具を使用したあと、カス等が残っていると、 いくら新鮮な豆を使用してもおいしくはできません。
手入れの簡単な器具を使いましょう。
サイホンやネルドリップを使用される場合は、使用後のネルの管理が重要です。
空気に触れないように水に浸して、冷蔵庫に保管します。水は毎日変えてくださいね。
◦アイスコーヒーには、 アイスコーヒーに適した深煎りの豆を使う必要があります。
それも超深煎りの豆が最適です(あまり他店では見かけませんが・・・)。
エグイというか、情けない味になるのは、ほとんどの場合、 煎りかたが浅いからです。
作ったアイスコーヒーは、水を張ったボウルに漬けるなどして、 簡単に粗熱をとり、氷を一杯に入れたグラスに注ぎます。
"氷いっぱい"というのが重要です。 もちろんいつ作ったかわからない氷はダメ。
また残ったアイスコーヒーは、冷蔵庫に入れるとまずくなります。
常温で保存し、なるべくその日のうちに飲みましょう。
残ったコーヒーは、アイスオーレにするとおいしく飲めます。
砂糖を入れる場合は、上記の粗熱を取るときに適量入れるか、 別途あとでシロップを加えます。
◦シロップは簡単に作れます。
グラニュー糖:水=4:3(重量比)をミキサーで2分ほど攪拌します。
冷蔵庫で1週間くらいは大丈夫です。市販のガムシロはおいしくないですね。
◦フレッシュクリームを使用する場合は、 もちろん好みですが、乳脂肪100%がいいと思います。
あとクリームの注ぎ方ですが、右手にコーヒー、左手にクリームを持ち、 同時に注ぐと、両者が混沌と混ざり合って、すごく滑らかな味になります。
一度お試しください。(右手と左手を間違えるとダメ・・・・ってことはありません。)
◦ミル(グラインダー)について
プロペラ式の物は、粒子の大きさが不揃いになりやすいので、 あまりお勧めできません。
上部にある豆が粉になって下に落ちる、 そんな構造のミルがお勧めです。
また電動式でない場合、木箱型のものより、 本体を片手で持って挽けるものが使いかってがいいです。